ブラッド・ソーン、ワールドカップ後ニュージーランドを発つ。 Thu, 21 Apr 2011 7:21a.m.
オールブラックスのロック、ブラッド・ソーン選手が、今年のワールドカップ終了後、日本でプレーする事が明らかになった。ソーン(36)選手は、オールブラックスのエンジンルームの要として、50回に渡りテストマッチで活躍。福岡サニックス・ブルーズと2年契約を交わし、2011年度シーズンの終了をもって移籍すると、ニュージーランド・ラグビー協会(NZRU)が今日発表した。オールブラックスのコーチ、グラハム・ヘンリー氏によると、ソーン選手は、めったにいない特別な男で、特別なオールブラック。 「彼はオールブラックスとニュージーランド・ラグビーの強さの象徴であり、プロの鏡だ。17年間最上級のレベルでプレーし、プロフェッショナルという言葉の意味に磨きをかけた。グランドでは、強靭な肉体と精神で、チームに100パーセント貢献し、グランドを離れると、後輩の成長を影で応援した。彼はすばらしい手本だ。」
ソーン選手は、その妥協しないスタイルで、ファンの一番人気となった。始めはオーストラリアの(13人制)ラグビーリーグのブリズベン・ブロンコスで名を挙げ、7年間活躍。2001年に15人制ラグビーに転出、NZにやって来た。その年、初めてオールブラックスに選ばれたが、自分の将来を考えたいと言って辞退した。1年間ラグビーを離れて復帰。2003年に再びオールブラックスに選ばれ、国を代表して12戦プレーした。2005年から2007年まで、ラグビーリーグに戻った後、2008年にまたオールブラックスに選ばれて以来、2列目の重鎮として今に至る。
最高のパフォーマンスの一つは、2009年にカーディフにおいて19-12で勝利を収めた地元ウエールス戦。また、昨年のトライネイション幕開けの、南アフリカ戦(32-12勝利)では厳しい闘いぶりを見せた。ヘンリー氏曰く、「オールブラックスを代表して、今までの彼の活躍を賛辞すると共に、クルセイダーズとオールブラックスで引き続き活躍してくれると期待している。驚いたことに、彼は36才でまだ進歩している。彼のことだから、進歩し続けるだろう。来年の日本での活躍を心から願っている。」NZラグビー協会最高責任者のテュウ氏も、これほどニュージーランドのラグビーに貢献した選手には、どれほど賛辞を贈っても足りない、と敬意を表した。